「それ」はある種の病気



彼らはITのプロだが、顧客企業のビジネス環境まで理解できることは稀であり、これを理解してもらうためには、膨大な努力が必要であることを忘れがちである。
日経ビジネス 2001年2月19日号 p.181


専門分化したとは言え、「それ」ばっかりやっていると一般の人とコミュニケーションが取れなくなる。「それ」はたくさんあるうちの1つであって、世の中「それ」だけで成り立っているわけではない。「それ」だけを見ていてほかを見ないとなると、「それ」そのものに対する見方も歪んでしまうような気がする。