2001-11-01から1ヶ月間の記事一覧
例えば、現在目的を持って活き活きと仕事に取り組めている人の「残高」は多い。しかし、今だけはとりあえず何とか調子良くやってはいるが、今後どうなるか見通しがはっきりとしていない、という人の「残高」は少ない。マイナスになっているかも知れない。数…
例えば、現在目的を持って活き活きと仕事に取り組めている人の「残高」は多い。しかし、今だけはとりあえず何とか調子良くやってはいるが、今後どうなるか見通しがはっきりとしていない、という人の「残高」は少ない。マイナスになっているかも知れない。数…
会社にいた頃、上にも下にも「能力が高い」と感じられる人がいた。上司だったAさん。ある日、Aさんが外出先から社に電話をかけてきた。「私のかばんの中に書類があるから、それを探して中身を読み上げて欲しい」という指示を受けた。「一番外側にあるジッ…
メーラーやスケジュール管理ソフトなど毎日のように使うアプリケーションはパソコンの起動時に自動的に立ち上がるように設定されていることが多い(この機能はWindowsでは「スタートアップ」と呼ばれる)。「このソフトは便利だ」ということであれもこれも起…
外に現れてくるものは、数値化可能な能力と情熱の混合物。どちらかが欠けてもうまくいかない。結局、能力の差はほとんどない。あるとすればそれは情熱の差。情熱は、意志あるいはビジョンから生まれる。例えば、「戦禍で傷ついている人たちの心をいやしたい…
日本経済の現状や先行きをめぐり、とりわけ海外の関心が高いテーマは、邦銀が抱える不良債権(non-performing loans)問題だ。英語ではbad(悪い)loans、dud(役に立たない)loansなどの表現があるほか、loansをdebt(負債)やborrowers(債務者)と言い換…
蝶や蛙は生まれてから成体になるまで時期により異なる形態をとる。これを変態という。退路があればどうしても油断する。人に頼る。自分に甘くなる。退路が断たれれば、もはや前に進むしかない。しかし、そうなってみると不思議と道が開けることが多い。今ま…
あなたの「もち味」は何か? 餅は餅屋、である。自分たちにできないことは「餅屋」に頼むのが一番である、と一般的に言われているし、実際のところそれは正しいと思う。しかし、「餅屋」の看板は羊頭狗肉であることも少なくない。いかに「餅」の質を見極める…
公共料金やクレジットカードの銀行口座自動引き落としは便利ではあるが、変更しようとすると手間がかかる。今まで2度変更を経験したことがあるが、最近3度目の機会がやってきた。例によって必要な連絡先に次々と電話をかけていく(連絡先はすでにリスト化さ…
舞台では稽古に稽古を積んで、しかるのちに本番を迎える。情報システムは開発環境で様々な条件のもとでテストを繰り返し、そして本番環境でユーザーの業務の一環として役割を担う。受験生は模擬試験で勉強の手応えを確かめながら本番である入学試験に臨む。…
「記憶」があてにならないなら、「記録」に頼るほかはない。記録のいいところは客観的である点だ。書いてあれば、つまり紙や画面に文字や図として情報が固定されていれば、自分だけでなく他人もそれを目にすることができる。動かぬ証拠だ。それを見て他人ば…
「病院に行っても、まったく相手にされなかった」「暴力がひどいので、警察を呼んだけれど、傷害事件にならない限り手を出せないと突き放された」「だれに相談しても、子供の甘えで親の責任と親身になってくれない」−−日本経済新聞 2001年11月14日・夕刊「子…
数字では表せないラジオの魅力については、同じセミナーで壇上に立ったスポーツジャーナリスト、二宮清純氏がこう語った。 「アナウンサーの表現によって生まれるリスナーの想像力。ある程度のフィクション性がおもしろみをつくる。たとえば、広島市民球場で…
「情報化」「IT化」といわれる現在、仕事上で扱わなければならない情報量は飛躍的に増えています。したがって入ってくる情報を次々に処理する必要があります。グループウエアはここで力を発揮します。情報を効率的に処理できて、さらにその情報をメンバーで…
わたしは今、何を勉強すればいいんですか?公文教育研究会のテレビCMより NHKの「中学生日記」を見ていたら、同じようなことを言う中学生たちが登場していた。何人かの中学生の放課後を密着取材を通して紹介していた。例えば、ある男の子はダンスに夢中で放…
新卒派遣や紹介予定派遣など、派遣の新しい形態が出て来ましたが、そもそも派遣スタッフとは“ビジネスマナーの面でもスキルの面でも即戦力として働けるプロ”のこと。 ではプロ意識を持っている人とはどういう人のことでしょうか。一言で言うならば、 「フリ…
買い物をすませてしまうと手近なレストランの駐車場に車を入れ、ビールと海老のサラダとオニオン・リングを注文して一人で黙々と食べた。海老は冷えすぎていて、オニオン・リングは少しふやけていた。レストランの中をぐるりと見回してみたが、ウェイトレス…
山下駿二さん(仮名、32)は「公正な世界を経験したい」と、日本の生命保険会社から外資系コンサルティング会社に転職した。前の会社は管理職が年功序列に安住、覇気がなく希望が持てなかった。今の会社は自分の仕事が明確で、給与もどれだけの時間でどれだ…
「あなたの部は廃止になりました」。坂川正さん(仮名、39)は、この夏、一年半勤めた外資系証券会社を解雇された。親会社の経営方針見直しで、営業部門などが大幅に縮小されたのだ。「ホテルで通告され、会社に戻るとパソコンは使えなかった」と友人から聞…
技術者というのは不思議なもので、経験を積めば積むほど臆病になりがちだと思う。なにをするにも、安易に物事を決定することを恐れ、大胆な行動がとれなくなってしまう。やたらに前提を設けたり制約を付けてみたりして、発想さえも無難になりがちになる。一…
首都圏に住む20代の派遣社員の女性。長期契約で2年ほど派遣の仕事をし、契約は終了。しかしその後の仕事が未定だったため、派遣会社の健康保険と厚生年金から脱退、国民健康保険と国民年金に加入した。しばらくして、3ヶ月契約の仕事を再開。国民健康保険と…
何か具体的なものがあれば、それを指し示し「こんなふうに動く」と言える。信頼できるユーザーに見せてよい反応が得られれば、間違っていなかったことを確信できる。それより、めちゃくちゃに叩かれれることの方が多いだろうが、それはそれでまた結構なこと…