2001-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「不」規則正しく生きる

それで昨日寝たのは午前2時で今日は朝7時半から仕事をしている。1日に寝るのは長くて5時間まで。週に1度か10日に1度は必ず徹夜して作品を仕上げるとますます気力が出てきて愉快になる。生産的な仕事をしているからストレスにならないんですよ。(…中略…)ル…

やっぱ生でしょう

中央分離帯の植え込みでゴミを集めてみた。一平方メートルだけで、約5キロが集まった。内訳はジュース類の空き缶42個、カップラーメンの容器2個、プラスチック製の弁当箱8個、週刊誌3冊、バナナとミカンの皮2つずつ、清涼飲料水のビン2本、自動車用…

今に気づく

二人は毎晩、チーズをおなかいっぱい食べてよたよたしながら家路につき、毎朝、自信満々で、きょうはもっとたくさん食べようと思いながらチーズのところに戻っていった。こうした日々がかなりつづいた。やがて二人は慢心するようになった。安心しきって、知…

すきま

まず、自社にとってのアウトソーシングの価値を見極めることが重要である。アウトソーシングの目的は、企業により異なる。「コスト削減」「本業へのリソース集中」「先進技術獲得」など、自社がアウトソーシングに求める価値を明確に定義すべきであり、この…

対極

結婚式はつつがなくお開き。 京都で一仕事ののち、二条で待ち合わせて 久々に学生時代の友人に会う。嵐山へ。ともに保津川ほとりを歩き、閑散とした亀山公園を散策する。 彼は3年前に大阪で結婚。その晴れ姿は今でも印象深い。そして、始まりがあれば終わり…

現在地を知る

京都駅から地下鉄に乗って今出川へ。旧友が予約しておいてくれたホテルへ向かう。ホテルの名前と今出川から徒歩5分という以外の情報は聞いていなかった。目に付いたコンビニに入り、京都府の地図を手に取る。今出川駅周辺のページを開くと、ちょうど現在いる…

死んでも生き続ける

新大久保駅でホームから落ちた人を助けるために線路に飛び込んで命を落とした韓国人の李秀賢さんのホームページには今でも多くの人が追悼メッセージを書き込みにやってくるという。ホームページを作った人間が死んでも、サーバーにデータがある限りはそのメ…

横すべり

1つの業界にとどまって仕事をするのではなく、その業界で身につけた知識と能力を別業界で活用するべく職域をシフトすること。辞書編集会社の担当者と雑談をしていてこの話になった。 自分はまさに「横すべり」している、ということで。今の職場はシステム開…

言葉への挑戦・再び

システム記述用プログラミング言語を実用的に使うには相当の勉強が必要となるが、文字列処理用プログラミング言語は1行のプログラムでも十分に実用的なものもある。というのは文字列処理用プログラミング言語は、もともと一定の規則に従ったテキストファイル…

勝手にぶくぶく膨らむ

ブランド(Brand)は、「焼き印を押す」という意味の Burned から派生した言葉である。中世社会では、陶器や刀剣、ウィスキーの樽(たる)などの出所を明示し、買い手に品質を保証する目的で刻印や焼印が押されていた。その名残は、いまでも絵画や建築物など…

アクティブソナー

潜水艦が他の船などの位置を知るために使う水中音波探知機。アクティブソナーとパッシブソナーの二種類がある。アクティブソナーは自ら音波を発信、船体などから跳ね返ってくる反響音を 聞き障害物を確認する。 パッシブソナーは周囲の発する音を注意深く聞…

河井継之助のIT革命

それとさ、誤解のないように補足するけれど、Linuxって決して新しい技術ではないんで 勘違いしないでね。Linuxは技術が新しいのではなく、Linuxをとりまく環境的な要素が 新しいということを覚えておいてね。オープンソースという考え方は今までにはない 全…

しんどい

ヒトの遺伝子がミミズの二倍と存外少ないのは、過剰をそぎ落とし、内部を高度化する進化の結果だといえる。とかく量や数を是とする現代文明への最大の皮肉が、人間という存在そのものなのかもしれない。日本経済新聞 2001年2月14日・朝刊・社説「ポストゲノ…

けんけんがくがく

ことばの専門家は、句点で切れるまでの一つのセンテンスという意味で「文」という語を用いる。そして、「文章」という語で、その「文」がいくつか文脈をもって寄り集まり、それ自体が統一ある全体として完結している言語表現をさすのが、この道の学者の常識…

コンコンチキ

ある作家の作品のなかに、只棹埋男(たださおうめお)翁という老学者がでてきて、おどろいたことがある。その老人は、しめきりがきても文章ができあがらないので、たいへんくるしむのだが、夜中になると、とつぜんにキツネがやってきて、とりつく。すると、…

仕事がないと食っていけない

…私が仕事をする出版業界というのも特殊な世界で、仕事が発注されても、打ち合わせの段階では、決して原稿料の話をしないのが不文律とされています。それどころか、仕事の依頼を受けてから約3ヶ月から半年後、要するに雑誌や本ができてから約1ヶ月後に、自分…

会社を辞めてみた

今回の仕事を始めた折に人材エージェントの担当者L氏が漏らしていた話。「いいですよねぇ。収入いいし、自由だし。私なんて手取り半分くらいですから。昨日なんて夜中に社長から電話がはいって徹夜麻雀でしたよ。」「でももっともらっている人もいるでしょ…

時間の概念

時計メーカーに勤務するかたわら、時間研究家としてもさまざまな活動をされている織田一朗氏の『時計の針はなぜ右まわりなのか?』(草思社・刊)という本に、「時刻の発生」についての次のような記述がなされていた。一時間という概念は、古代にはまだなか…

仕事のきまり

『高橋是清自伝』(一九三六、千倉書房)を読んでいたら、明治五年、彼が一九歳の時大蔵省十等出仕(駅逓寮)に出仕して、郵便規則の翻訳を行ったとき、一〇行二〇字詰(計二〇〇字)の原稿用紙を用いたという記述にぶつかった。是清は一〇代で米国に渡り苦…

思い出すということ

米国の株式市場では、自社株買いが将来の収益改善を表すシグナルの役割を果たしていることが、実証研究により確認されている。日本経済新聞 2001年2月8日・夕刊 思い出させるもの(reminder)には、二つの側面がある。シグナルとメッセージである。何かを行…

言葉をたくさん知っていることはむしろ表現力の妨げになる

イメージの言語化がやっかいな問題だというのも、本質的にはその、連想の糸のたぐりにくさ、というところからくることである。たとえば語彙が豊富であることは文章を生き生きとさせるためのプラスの要因であるが、そうであればあるほど連想の網目がこんがら…

生きる力を活かす力

問題集をやるときは、まず、最初に答えを見てしまい、問題に解答を書きこんでいく。問題を自力で解いてから解答を見るのは、考えるだけ時間のムダ。とにかく正解があるのだから、余計なことに時間を使わず、憶えてしまうのが勝ちだ。和田秀樹著 『受験は要領…

人を突き動かすもの

恐怖という感覚。 人を突き動かす最も本質的な要素。たとえば社員(従業員)には命がけであるという意識がない。人の行動の原点は恐怖心である。個体維持の本能から自己防衛のために動こうとする。企業という、恐怖心をほとんど感じることがない中で人を動か…

虚実

「あまり仕事が好きじゃないの?」僕は首を振った。「駄目だね。 好きになんかなれない、とても。 何の意味もないことだよ。 美味い店をみつける。 雑誌に出してみんなに紹介する。 ここに行きなさい。 こういうものを食べなさい。でもどうしてわざわざそん…

文章を書けるということ

文章を書く機会は情報化が進めば進むほど増える。文章を作ることは、機械が人間のようにはできないだけに人の仕事として残るし、そこに人の人である理由があると言ってもいいほどだ。したがって、文章を書けるということは、これからますます人に交わって働…

公私の切り替え

かつていた会社の先輩の言葉。「家を出て電車に乗り、“プシュ〜!”というトビラが閉まる音でもって公と私の切り替えがなされる」会社に所属せずに仕事をしていると、この切り替えができない。いきおい家にいることで、だらだらと過ごしがち。ながら作業はイ…

それ

医療関係者の「出雲詣(もう)で」が続いている。一昨年夏、島根県出雲市に完成した国内屈指の「IT(情報技術)病院」、島根県立中央病院への視察が目的だ。(…中略…)医師が処方薬名をパソコンに誤入力するような事例が増える恐れもあり、ミス防止対策は不…

最初のガツン

最近、昼休みに職場の自分の席で新聞を広げて読むことが多い。職場と言っても正社員ではないので少しばかりはばかられるが、別段悪いことではないし休み時間でもあるので、まぁいいか、と思って堂々と熟読している。かつていた会社では昼休みという概念がな…