毎日書き続けることに意味はあるのか?

書いたものは自分以外の誰かに読まれる可能性がある。よっぽどの理由がない限りは、せっかく書くのだから一人でも多くの人に読んでもらいたいと思う。人と同じようなことよりも自分だけのオリジナルな内容にしなければ読んでもらえない。人と自分との違いを意識するようになる。独自の視点や考え方を模索するようになる。

結局書くことは自分を見つめ直すことに収れんする。

自分は何が好きで何をやって生きていきたいのか? それがわからなければ毎日はただただ過ぎていくばかりで、自ら主体的に過ごすことはできない。自分が本当にやりたいことをやり、さらには、それが人々から求められていることでもある方がいい。それを見つけてとことんやる。見つける力とやり抜く力。それは生きる力とも言える。

毎日書き続けることそのものには意味はない。でも、書き続けることによって日々の生活に一定のリズムが生まれ、外部からの刺激に対して敏感になり、何かを考えて書くという習慣が身につく。習慣は一朝一夕には身につかない。

習慣という連綿と続くパターンがあるからこそ、そこに人は自身の変化を垣間見る。


パターンに集中する
日記を書く意味
抗しがたい力